深い暗闇のなかで1本のロウソクを灯し始める

グループ瞑想の人数を増やしていくことで、世界意識により大きな調和がもたらされるということを、マハリシはロウソクの光を例にあげて説明していました。

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私たちは、深い暗闇のなかで1本のロウソクを灯し始めました。最初は一つのロウソクの光だけでしたが、私のロウソクも使ってくださいと差し出され、2本目、3本目が灯されました。ロウソクの数が増えるにつれて、光が増大し、暗闇が減少してきました。ヴェーダのパンディットや、フライヤーのグループがどんどん増えるにつれて、より大きな同調が世界に生み出されています。そして、より多くの平和や幸福が楽しまれるようになっています。

瞑想を学んだ人々は、世界人口と比較するとごく小数ですが、小さな数であっても何かが起こります。一本のロウソクが灯されるだけでも、暗闇が消えていきます。そしてロウソクの光を増やして、沢山のロウソクを集めれば、強い嵐がやってきても光が消えてしまうことはなくなります。

私たちは自分たちにできることを行っています。他の人々を幸福にすることは良いことなので、他の人たちに対しても、共に楽しむように呼びかけています。そのようにして、ロウソクが次から次へと灯されて、静かに世界意識に調和の影響力をもたらしていきます。

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瞑想して純粋意識を体験するとき、私たちの内側に、純粋意識の光が灯されます。そして、自分の家族や友人などにTMのことを話して、自分の周りにロウソクの光を灯す人々を増やしていきます。ロウソクが次から次へと灯されて、大きな人数で、一緒に瞑想するときには、より強力な光が灯され、より大きな調和の影響が、世界意識の中に生み出されていくでしょう。一本のロウソクを灯すだけでも、暗闇が消えていきますから、私たちは、自分たちにできることを行い、ロウソクの光を広げていきます。

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