Daily Archives: 2024年8月3日

サンスクリット語入門(オンライン講座)

《8月のご案内》

 サンスクリット語入門オンライン講座に多くの方々にご参加を頂き、誠に有難うございます。大変ご好評を頂いており、深く感謝いたします。

 ご参加頂くにあたり、窮屈に考えすぎずに、どうかお気軽な気分でご参加ください。最初から全てを暗記しようとする必要は全くありません。『暗記したと仮定したうえで』テキストや、語彙リスト、表などを見ながら、サンスクリット語の姿、形そして音に少しずつ親しんで頂ければ十分です。学習を続けていくうちにサンスクリット語の奥深さ、見事なまでの秩序、音そのものの中に感じ取る喜びなど、大きな「気づき」を体験されると思います。

 マハリシはサンスクリット語を自然の秩序を最も完全な形で反映した言語だと話されています。サンスクリット語を学ぶことで心に調和が生まれるとも話されました。原則として予習や復習なしでも十分楽しんでいただけるように丁寧に分かりやすく解説いたします。

『サンスクリット語入門オンライン講座』

ブロックC(全4回)

 今回はブロックBを受講された方に向けてのブロックCのご案内です。ブロックA、Bを受講されていない方でも、初歩的な知識がある方ならブロックCからの途中参加も歓迎いたします。

 米国マハリシ国際大学(MIU)で使用しているテキスト(Introduction to Sanskrit Part1)の第9課と第10課を抄訳したテキストを使用し、ブロックC(全4回)として開講いたします。サンスクリット語を初めて学ぶ方を対象とした講座です。どなたでも無理なく楽しみながらサンスクリット語に親しんでいただけます。

【講座名】
『サンスクリット語入門オンライン講座 ブロックC(全4回)』 (第9講〜第10講)

【開催日時】
火曜日、土曜日いずれも午後8時〜9時20分
火曜日クラス:8/6(第9講前半) 8/13(第9講後半)8/20(第10講前半) 8/27(第10講後半) 
土曜日クラス:8/10(第9講前半) 8/17(第9講後半)8/24(第10講後半)8/31(第10講後半) 

※第9講は対面講座の第11講、第10講は対面講座の第12講に相当
※火曜日、土曜日のいずれかご都合のよい曜日をお選びください(両日ご参加可能)。

お時間のある方は、復習をかねて両日にご参加されることをお勧めいたします。

※補講や録画の配布はございません。火曜日または土曜日にご予定を調整してご参加くださいませ。

【講座形式】
zoomを使用したオンラインでのライブ授業です。ご受講される方は、全員顔出しでのご参加にご協力をお願いいたします。(参考データとして米国MIUに報告するためです)

※この講座は米国マハリシ国際大学の単位認定講座の準備講座としての位置づけのため、MIU規定により録音及び録画は一切禁止されています。何卒ご協力をお願いいたします。

【受講費】
会員価格:10,000円 非会員価格:15,000円(※ブロックC・全4回分、テキスト代含む) 

【テキスト】
毎回講座開始までに、zoomのリンクと一緒にPDFデータを送付いたします。  

【講師】
仮谷卓 マハリシ国際大学客員講師(MIU修士/サンスクリット語、ヴェーダ学)

【お申し込み】
以下のフォームより、お申し込みいただけます。
https://ws.formzu.net/dist/S873368087

【お問い合わせ】
コーディネーター 小林奈美(TM教師)
Email:kobayashinami@maharishi.or.jp TEL:080-6399-4725

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《ブロックCのゴール》
ブロックCを修了すると次のような簡単なサンスクリット語の文を読めるようになります。
(Rāmāyaṇaラーマーヤナです) (第9課の練習問題から)

अयोध्यायां दशरथो नाम नृपो वसति❘
ahyodhyāyāṃ daśaratho nāma nṛpo vasati
アヨードゥヤーにダシャラタという名前の王様が住んでいる

दशरथस्य चत्वारः पुत्रा भवन्ति❘
daśarathasya catvāraḥ putrābhavanti
ダシャラタには4人の息子がいる。(以下続く)

◆《第9講と第10講の内容》
第9講:ヴィサルガサンディ規則
反射態(ātomanepada)
反射態で用いる動詞

第10講:残りのサンディルール
代名詞(私、あなた)、形容詞
動詞√as(=be)
形容詞

これまで(第1講から第8講まで)は毎週1課ずつ進めてきましたが、第9講以降は2週間かけて1つの課を学んで行きます。理由は、第9講以降は内容がやや多く、毎週1課のペースでは内容を十分に解説できない可能性があるからです。それぞれの課で前半は主に文法、構文、語彙その他学ぶべきポイントなどを中心に講義を致します。後半では主に練習問題を解説しながらその課で学んだ文法や構文などを整理確認してゆきます。