以前、そうであったのと
同じように
ヤッター・プールヴァム・アカルパヤット
──リク・ヴェーダ 10.190.3
「スムリティ、静寂の記憶の機能的な側面(躍動)とは何でしょうか? それはヤタープールヴァム・アカルパヤット「以前のように」です。二つのものが結びつけられます。以前にあったのは無限、そして点。点の価値と無限は共に永遠に存在する知性です。「以前のように……」とは、アーに他なりません。これが巨大な想像を超えた知性、活動、力の展望です。それが神の光とともに歌いつがれてきました。これが管理の理想です。──マハリシ
【講義三】
宇宙憲法──点と無限との間の関係(二)
シュルティ、スムリティ、プラーン
2003年10月01日 オランダ、フロドロップ(35分)
マハリシ:ヴェーダ文献のたった一つの音節、アーには総合的宇宙憲法が含まれています。アーとは、招くこと、来てくださいということです。私は友人にアーと言い、友人は私にアーと言いいます。その意味は「来てください」。では誰が誰に呼びかけているのでしょうか? 無限性がその点の価値に呼びかけ、無限性の点の価値が無限性に呼びかけます。
今日のヴェーダの暦
ヴェーダの伝統では毎日がお祭りです。日毎に異なる自然の知性の特質──デーヴァターが生き生きとしています。これら日々異なる自然の知性に対応したヴェーダの吟唱を聴くことによって、それら知性の特質を私たちの意識、生理、環境において利用し易くします。
365日、至高の知識の波をお楽しみください。

ヴェーダの吟唱による
ヴェーダの暦

ヴェーダの伝統では、毎日、異なる自然の特質が生き生きとすることが説かれています。
月には満ち欠けの周期があり、太陽には北上し南下する周期があります。これら自然の周期は、日ごとに異なる自然の特質を生き生きとさせています。
インドのヴェーダのパンディットによって伝え守られてきた、その日の特質に対応したヴェーダの吟唱を聴くことで、私たちの意識、生理、環境の中で働く自然の知性を活性化させることができます。
健康で問題のない人生を生きるためにもヴェーダの暦に対応したヴェーダの吟唱をお楽しみください。ヴェーダの暦の吉日は、お使いのカレンダーアプリに簡単にとりこむことができます。

月替わりマハリシの講義
(計2〜3時間)

計2〜3時間分のマハリシの講義を月替りでお楽しみいただけます。
視聴期間は約2カ月。毎月15日に更新です。その間に講義を何度でも繰り返して視聴することもできます。また、講義のページの下にあるコメント欄に感想や疑問など投稿すればTM教師がそれに答えてくれます。こうして知識に馴染むに従って瞑想の体験も深まっていきます。
また、マハリシがその月の講義で使われたヴェーダの詩節の音声を聴いて、毎回、少しずつヴェーダの言葉を覚えましょう。ヴェーダの言葉を聴いたり、発音したりすれば、それらヴェーダの言葉の価値によって、意識と生理のバランスを整え、秩序を高めていきます。一度、言葉を覚えてしまえば、その効果をいつでも楽しめるようになりますね。

17の主題をもつ
世界平和議会の講義

2004年7月、マハリシは、真のグローバル化を世界にもたらそうと世界平和議会を開催しました。これら17の講義を月毎に1〜2つのテーマを取り上げて視聴していきます。
純粋意識に見られる生命の本質は、多様性と統一が共にある状態です。自然は、この領域から拡大し続ける宇宙の無限の多様性を創造しつつ、永遠に統一された問題のない管理を実現しています。
世界平和議会では、この自然の管理を人間社会に適応させて、苦しみや争いのない世界平和を構築するために、マハリシは、社会のさまざまな領域から理想的なアプローチを討議しました。これらの洞察は、混沌とした現在の世界を変えるために今、何が必要かを明確にしています。
知識ほど偉大な浄化者はいない。
──アディ・シャンカラ・チャーリヤー